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作品紹介

シージェッター海斗とは?

時代を超えて、現代へと蘇った幻のヒーロー

巨匠・石ノ森章太郎が生んだ“幻のヒーロー”が、2004年3月20日、宮城県石巻市に誕生した
――― その名は『シージェッター海斗(カイト)』。
「仮面ライダー」や「人造人間キカイダー」など、数々のヒーローを生み出してきた石ノ森章太郎が遺したデザイン「鉄魔神シャドル」をもとに、美しい海と豊かな自然、そして人類の平和を守るヒーローとして現代に蘇った。
そもそも石巻市と石ノ森章太郎とのかかわりは、石ノ森の少年時代から続いていた。子どもの頃の石ノ森は、生家のあった中田町からよく石巻へ映画を観にきていた。また体調を崩してからは度々静養のために石巻を訪れ、この地を終の棲家にしようと言っていたという。
その石ノ森が愛した石巻市に、「新たなヒーローを…」という市民の熱意に応える形で誕生させたのが『シージェッター海斗』である。

石ノ森章太郎  ISHInoMORI SHOTARO

1938年1月25日、宮城県登米郡中田町石森(現・登米市)生まれ。
本名:小野寺章太郎。1954年『二級天使』でデビューし、その後『サイボーグ009』『仮面ライダー』『佐武と市捕物控』など次々とヒット作を世に送り出した。さらに従来のストーリー漫画に留まらず、『HOTEL』『マンガ日本の歴史』などを通してマンガの可能性を開拓し、1989年に『萬画宣言』を発表した。創作活動以外でもマンガジャパン代表世話人や(社)日本漫画家協会常務理事をはじめとする様々な役職を歴任した。1998年1月28日逝去。享年60歳。没後もなお様々な分野において、その作品群は大きな影響を与え続けている。2008年角川書店刊『石ノ森章太郎萬画大全集』が「一人の著者が描いたコミックの出版作品数が世界で最も多い」としてギネス世界記録に認定された。また「石ノ森章太郎ふるさと記念館」(宮城県登米市立)、「石ノ森萬画館」(宮城県石巻市立)と、個人として二つの公共施設を持つこともギネス記録級の快挙である。

あらすじ

大海原を舞台に繰り広げられる壮大な英雄伝説
閃鋼せよ!シージェッター海斗!